アリスン・デバイン


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Out of dust piles grows a mountain. ちりも積もれば山となる

エコ・フレンドリーこそ節約

リサイクル.jpg タイトルはたいそうですが、要はリサイクル商品や環境に配慮した商品を消費者が積極的に選ぶということです。これは、とても簡単なことですし、節約に直結します。

 イギリスではこれらの商品は、〈エコ・フレンドリー・プロダクツeco-friendly products と呼ばれ、日本とは比べ物にならない勢いで普及しています。日本でも「この紙は100%再生紙を使用しています」とか「このプラスチック容器は60%がリサイクルです」という文句が書かれた商品をスーパーなどで見かけます。

 節約するということじたいが資本主義の考え方にはそぐわない一面があるのですが、消費者が環境問題に強い関心を持っていれば、企業側もそれを放ってはおけないはずです。

 つまり、節約はいまや人間ひとりだけ、自分だけの問題ではなく、地球全体の問題です。ですから、節約イコールけちなんて、後ろめたく思う必要はありません。

私たち消費者ひとりひとりがちょっとだけ気をつけて、環境関連商品を買うように気を配れば、結果的に大きなムーブメントとなるでしょう。そうなればしめたものです。 

洗剤容器や食品の袋などにリサイクルのプラスチックや再生紙が使われるのは当たり前の世の中になるはずです。環境への負担をできるかぎり少なくした洗剤が、リサイクル容器に入って店頭に並んでいるなんて、いい光景だと思いませんか?

 環境問題を深刻に考える一部の良識ある人たちの力も大切ですが、リサイクルが一般市民の常識になることが、このムーブメントを成功させる鍵になるはずです。

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