Out of dust piles grows a mountain. ちりも積もれば山となる
みんな自分で自分の首を絞めている
ここで私は、番組批判をしようとしているのではありません。番組は、視聴者が興味を持つものを提供しているだけなのですから。ということは、日本人の多くは、オゾンホールの拡大には関心が薄いということになります。
環境問題に対する日本人の意識レベルが低いことを、私は不思議がっています。 これからも環境問題のニューズを耳にするでしょう。しかし、なにぶんにも聞き飽きた話題であるうえに、面白くもおかしくもなく、目新しさもまったくありません。でもだからといって、無関心になってしまっていいのでしょうか? 地球を破壊し、たくさんの生物を汚染によって死に追いやっているのは私たち人間です。
あなたはうしろめたさを感じていますか? それともまったくありませんか? もし、うしろめたさを感じたこともないし、考えたこともなかったという人は、まずは気づいてもらいたいと思います。なぜなら、そういう人は知らず知らずのうちに自分で自分の首を絞めているだけでなく、他人や多くの生きものも苦しめているのですから。
節約の話なのに、いきなり環境問題のお説教と気分を害さないでください。ここから、節約にアプローチしていかないと、いまのイギリス人の節約生活は語れないからです。
しかし、ここまで私が言うと、「自分ひとりでやっても意味がないじゃないの」とか、「ボランティアをしている時間も余裕もないわ」という声が聞こえてきそうです。
そこで、そういう方へこそ、提案があります。名づけて『環境関連商品推奨計画』。