The Lifestyle of the Working Class in England
イギリスの代表的な1週間の献立(メニュー) - 2
Trusday 木曜日
●朝食:シリアル、紅茶かコーヒー
●昼食:ベイクドポテト、豆(缶詰)&チーズ
●夕食:チリコンカン(挽肉、缶詰の豆、ホールトマト缶を煮たもの)、ライス、
ガーリックトースト
Friday 金曜日
●朝食:シリアル、紅茶かコーヒー
●昼食:温め直したチリコンカンをライスかポテトにのせたもの、揚げたポテト、
サラダ、チーズ&クラッカー
●夕食:残ったベーコンと豆の缶詰で作ったカルボナ-ラ・スパゲティ、
ブルスケッタ
Saturday 土曜日
●朝食:シリアル、紅茶かコーヒー
●昼食:ミンスミートパイ(挽肉を詰めたパイ)、タマネギ、グリーンピース、
ポテト、ニンジン、キャベツ
●夕食:ミートパイの残り、残り野菜、グレイビーソース、アイスクリーム!
(余裕があれば、中華やインド料理などの〝テイクアウト・ディナー〟に
なることも)
いかがでしょうか?
あまりに質素でびっくりされたのではないでしょうか? またメニューは変わっても、同じ食材が何度も登場することにもお気づきかと思います。
そもそもイギリスの伝統的な家庭料理であるオムレツやパイやシチューは、残り物の野菜や肉を食べきるために考え出されたものだったのです。
七面鳥の丸焼きなどというと一見豪華そうですが、そのあとは、サンドイッチにして、サラダにして、シチューにして、スープにして……といったふうに、イギリス人はあの手この手で、骨の髄までムダにせず使いきります。