イギリス節約生活　- アリスン・デバイン > Home

アリスン・デバイン

The best things in life are free.　人生でいちばん大切なことはみんなタダ

（4）マンチェスターも環境が汚染された

（3）エコ・フレンドリーこそ節約

（2）みんな自分で自分の首を絞めている

（1）なぜ環境のことを考えないのだろう

貯蓄も週単位で、かつ目的別に細かく分散

イギリス人はとにかくみんながんばって貯金をします。ただ、日本と違うのは、じつに細かい目的別に貯蓄をするという点です。（しかも週単位で）〈Don’t put all your eggs in one basket.〉とは、直訳すると「すべての卵をひとつのバスケットに入れてはいけない」です。

ショッピングの知恵
買い物10カ条

一週間のメニューにもとづいて、「肉」、「野菜」、「果物」、「缶詰」、「乾物」、「卵・乳製品」のカテゴリー別に、具体的に何を買うかを書き出したメモが、「買い物リスト」です。家族を４人と仮定すれば、食費はおよそ100ポンドくらい。リストを持って、買い

家計簿とはまったく異なる発想の家計管理

イギリスの家庭では、「一週間の予算表」をノートに作成します。しかし、私がここでいう予算表とは、日本で言う家計簿とは、まったくコンセプトを異にしたものです。給料の何パーセントを何に使うかというように記入していきます。そして毎週末には予定外の出費を予算表に

いまも残る階級制度が、質素な生活の原因？

もちろん、近代国家のイギリスに「制度としての階級」がいまも残っているわけではない。しかし、ほとんどの人が、自分の出身階級を話すし、意識しているのは事実だ。18世紀に産業革命が起こると、その担い手となった商人や資本家や専門技術

イギリスの代表的な１週間の献立（メニュー）

日本でも、買ってきた食材を余らせないように気をつけている家庭は多いと思います。でもイギリスの場合は、そんな「気をつける」といった程度の甘いものではありません。私たちは「何を食べたいか」ではなくて、「どうやったら、ぜんぶの食材を上手に使いきれるか」を

イギリスの家庭の１週間

ではさっそく、私の両親がどんな１週間を過ごしていたかをご説明しましょう。以下に示した１週間は、イギリスのワーキングクラスの人々の典型的な生活と思っていただいて差し支えありません。〈Ｓｕｎｄａｙ　日曜日〉朝は、くつろいで思い思いの時間を過ごします。ゆっくり寝ていてもいいし

イギリス人の行動は週単位

イギリス人は1週間を単位に物事を考え、行動します。これには三つの理由があります。一つは、ワーキングクラスの人々が給料をもらうのが週単位だから。二つめは、週単位で家事を行なうのがお金と時間を管理する上で合理的なこと。三つめは、その方が節約に…

あなたの知らないイギリス

（10）電話だと相手の態度が変わってしまう（9）いつも誰かの視線を感じる（8）ガイジンはいつもソトのヒト（7）日本語の教授の何気ないひと言（6）難解でまったく異なる言葉を使う国（5）大学に進んでもっと語学の勉強をしたい！

イギリス人は働かない？

1970年代後半から80年代後半までの、マーガレット・サッチャーの時代は、ワーキングクラスにとってはまさしく受難の時代でした。彼女はこちこちの保守主義者でした。彼女は、ワーキングクラスの人々の「未来を切り開く力」を信じなかったのです。イギリス人の大多数はワーキングクラスなの

ワーキングクラス（貧乏）の悪循環

私は、父母兄姉の5人家族で育ちました。父は16歳までの義務教育を終えただけで、持っている資格といえば運転免許くらいでした。ですから、いつもmanual labourer（体や手を使う仕事で毎週給料をもらう労働者）として働いていました。このタイプの労働者は、

イギリス人といえばワーキングクラス

イギリス人と聞いて、何を思い浮かべますか？アフタヌーン・ティーや紳士淑女、背広にコウモリ傘とボーラーハットのビジネスマン、ブランドといえばバーバリー、百貨店といえばハロッズなどでしょうか。実はこれらはどれも庶民の日常に登場するものではありません。

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